具合が悪い時の離乳食はどうしたら良いか?

みなさんこんにちは(^▽^)/
体調管理、しっかりできてますか?
夏風邪は長引きやすいので、赤ちゃんのことを考えるとひやひやしますよね。

さて今回は、
具合が悪い時の離乳食についてお話したいと思います。

具合が悪い時はあまり食べさせないほうがいいとも聞きますが、
できることなら栄養を摂って早めに治したいですよね…?

ではどのような対処をしたら良いのか、
症状ごとにポイントをお伝えします📝

★熱のあるとき★
①身体から水分が失われるので、湯冷まし、麦茶などでしっかり水分補給。
②熱と汗によってビタミンやナトリウム、カリウムなどのミネラル類も多く失われます。薄めた果汁や野菜スープなどで補給。
③食欲がないときは、口当たりがよく冷たくてサッパリしたものを好むことが多い。
水分量が多く、消化の良い離乳食を与えましょう。

☆熱の下がりぎわ☆
①胃腸に負担をかけないよう、消化吸収の良いものを柔らかく調理してあげましょう。
②卵や白身魚、豆腐、乳製品など良質のたんぱく質で体力をつけてあげましょう。
③カロチン(ビタミンA)やビタミンcの補給のために、果物や緑黄色野菜を多く取り入れて、
気管やのどの粘膜に抵抗力をつけてあげましょう。

★吐き気★
①強い吐き気がおさまってから、
湯冷ましや麦茶といった刺激の少ない水分をスプーンで少しずつあげましょう。
②食欲があるときは、
おかゆや野菜スープなど、消化がよく薄味で水分の多いものをあげましょう。

みかんやグレープフルーツなどの柑橘類と桃、それらの100パーセント果汁、
ヨーグルトなどの乳製品は吐き気を誘うので注意。

★せき★
①のどが渇くとせきが出やすくなるので、
麦茶や湯冷まし、桃やりんごなどの薄めた果汁でのどを湿らせてあげましょう。
②せきをしているときに、水分を哺乳瓶などで一気に飲ませると、
のどを刺激してせきを誘うのでスプーンで少量ずつ回数を多く飲ませましょう。

赤ちゃんせんべいやボーロ、きなこなどのパサパサしたものや粉っぽいものは、
のどを刺激してせきが出やすくなります。
味付けの濃いものは避けましょう。
また、えぐみのあるキウイフルーツやメロンなどでせきがでることもあります。

★鼻水・鼻づまり★
①粘膜が弱っているので、抵抗力をつけるために、人参やほうれん草にかぼちゃなどで
カロテン(ビタミンA)やビタミンCを補給。
②口当たりやのどごしの良いものを与えましょう。水分補給を忘れずに。

チョコレート、ケーキ、高脂肪のアイスクリームなどの甘いお菓子やおもちは、化膿させやすいので避けましょう。

★便秘★
①離乳食をスタートしたばかりの赤ちゃんの便秘は、
乳汁や水分不足が原因ということがよくあります。
我が家もありました。離乳食でパサパサしたものをあげる時は特に注意して水分補給、
とっても大事です〇
また、新しい食品がお腹に入ることによって、
腸内細菌のバランスが変わって便秘になることがあります。
この場合はヨーグルトをとることにより、乳酸菌が腸内細菌のバランスを整えてくれます。
②離乳食が進んでいる赤ちゃんの場合は、
食事の量が少なさすぎるか食物繊維の不足が考えられます。
繊維質の多い野菜や果物、海藻類納豆、きなこなどは腸の動きを活発にします。
③離乳食の与え方が不規則で便秘になることがあります。
たっぷり遊び、食事時間を決めて生活リズムを整えれば、自然に食欲が出ますし、
腸の動きも活発になります。

食物繊維の多い食品は、
ほうれん草、ブロッコリー、小松菜、わかめ、ひじき、納豆、さつまいも、オートミール、玄米フレークなど。

★下痢★
赤ちゃんが下痢をしてしまう際に一番怖いのは脱水症状です。
①冷たいものは腸を刺激するので、人肌程度のものを与えましょう。
水分と一緒にミネラルも失われますので、野菜スープなどで補給。
②食欲があれば、おかゆやじゃがいもなど、便が固まりやすくて消化吸収の良いでんぷん質を中心に。
③りんごや人参に含まれているペクチンは、でんぷん質食品と組み合わせると下痢に効きます。

バター、サラダ油、ごまなどの油脂類、
体を冷やすトマトやきゅうり、繊維質の多いもの、乳製品、柑橘類やその果汁は避けましょう。

★口内炎★
①口の中が痛くて思うように食べられないのでえ、水分補給を徹底し脱水症を予防しましょう。
温度は、人肌程度にすると刺激が少なくて良いですが、冷たいものを好む赤ちゃんもいます。
②痛くてたくさんの量が食べられないので、少量でもお腹いっぱいになるように栄養価の高いものを。
例えば、ポタージュ、茶わん蒸し、プリン、豆腐など。
③調理に小麦粉や片栗粉、寒天などを使うと、やわらかく口当たりがなめらかになります。

揚げ物、ひき肉、せんべい、クッキーなど固いものや、
柑橘類などのすっぱいもの、しょっぱいもの、熱いものは口内炎に刺激を与えます。

以上、
代表的な症状を説明しました。
お役に立てればなによりです。おだいじに。

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