乳腺炎かも?そんなあなたへ。

乳腺炎とはどのようなもの?

【鬱滞性乳腺炎-非感染性の場合】
非感染性の乳腺炎は、おっぱいに母乳が溜まるといつでも起こりえます。生後2~3日で症状が出る場合もあります。
・しこりができる
・まだら状、筋状に皮膚が赤くなる
・軽い痛みが出る
・微熱が出る(38.4℃以下)
・気分が悪い
【化膿性乳腺炎-感染性の場合】
感染性の乳腺炎は、産後10日以降に突然起こります。
・局所的に腫れる
・感染している部分がカチカチに硬くなる
・皮膚が赤くなる
・強い痛みが出る
・高熱が出る(38.5℃以上)
・悪寒や全身の倦怠感が出る

上記のような兆候や症状があれば”乳腺炎”を疑ってください。
熱が高かったり母乳が黄色黒色の場合は早めに産婦人科へ、
まだ動ける余裕があれば「治るかもしれない」希望を持って次の対策をとってください。

保冷剤(濡れタオルやキャベツの葉、冷却シートでもOK)にガーゼやタオルを巻いて痛いほうのおっぱいに当て、赤ちゃんに吸わせる。授乳はミルクに頼らず、絶対に怠らない。

※ただし、氷水で急激に冷やすのは×。余計に悪化します。徐々に冷やしましょう。

一日やり続ければ、大抵治ります。
それでも治らない場合は産婦人科へ行き、
正しいおっぱいマッサージをして貰うなり解熱剤を貰うなり早めの対処が望ましいです。


乳腺炎の原因とは?

母乳の詰まり/乳管の詰まり/細菌

はっきり申しますと、
原因に関しては人それぞれ。
これ、といった原因は誰にも分からないのが現実。
唯一これかなぁといった心当たりを見つけられるのは本人しかいないのです。

ということで、
次の乳腺炎が予防できるかもしれない原因をいくつかあげてみたいと思います。
是非、ご参考までにどうぞ。
①母乳の飲ませ方に偏りがある。
②授乳感覚にバラつきがある(~4ヶ月くらいまでは少なくとも3時間毎授乳)
③キツイブラジャーや姿勢の悪さによる胸部圧迫→おっぱいが空にならない
④疲労感、ストレス
⑤乳頭亀裂、乳頭裂傷
⑥食事の栄養バランスが偏っている

◎対策方法◎
①>
右のおっぱい5分、左のおっぱい5分、右のおっぱい10分、左のおっぱい10分交互に吸わせてあげてください。
基本的には空っぽになるまで。
すぐにお腹いっぱいになってしまう赤ちゃんorすぐに母乳が溢れるお母さんには”搾乳”がおすすめ。

ピジョン Pigeon さく乳器 母乳アシスト 手動 片手で赤ちゃんが飲むリズムを再現

ちなみにこれは手動なのですが、電動も販売されているそうです。
手動による良さは、自分で吸いだす強さや速さを調節出来ること。乳首を痛めにくいのでおすすめです。

ピジョン Pigeon 母乳フリーザーパック 80ml 20枚入 滅菌済なので衛生的

搾乳した母乳はフリーザーパックで保存しておくと便利です。
②>
産後数ヶ月、基本的には赤ちゃんがお腹を空かせたら吸いたいだけ吸わせます。
ちなみに我が家は4ヶ月くらいまで1~2時間おきが平常でした。一番短くて、30分おきかな(笑)
こんな授乳まくらがおすすめ⇒
③>
産後の体型、気になりますよね。
でも今一番大事なのは、
赤ちゃんに満腹感を与えること。
赤ちゃんにも満足してもらえる代物があります。

産前から使用可能クロスオープンタイプ
垂れない/締め付けない/赤ちゃんに優しい肌触り/サイズや色も豊富/正にお値段以上なアイテムがこちら。

Sweet Mommy 日本製 授乳ブラジャー パッド裏はオーガニックコットン100% ソフトパッド取り外し可能 チクチクしないストレッチレース ブラック LL

ちなみに私はピジョンさん、ワコールさん、子育て用品店…
安価なものから高価なものまでいろんな授乳ブラを試したのですがどれもこれも着け心地がイマイチ。。。
これを買うとき、
「また失敗したらどうしようかな~」なんて思ってたのですが…
このブラジャーは、これを作った女の人が授乳時に「こんなブラがあったらいいな」と実体験を通して生み出したものなので『さ・す・が!』と思えるようなブラジャーでした。今はもう5枚セット分、愛用してます(o^―^o)
④>
疲労感やストレス。
女の人は溜めやすいですよね。
普段から身体を温めておき(半身浴やヨガ等で)血行を良くすること、
一日の中で子供と接しないリラックスタイムをいくらか設けてみるのも良いかもしれませんね。
⑤>
乳頭を傷付けてしまうことは乳腺炎になる大きな原因の一つ。
痛めてしまう前に万全な対策を…!
*乳頭を乾燥させる前に、保湿効果のある乳頭亀裂専用クリーム使用。
市販のものでも構いませんが、赤ちゃんの一番の安全を考えるならば産院に相談してクリームを処方してもらうのが無難です。
乳頭保護器を使用。
これは、合うお母さんと合わないお母さんの個人差があります。
有名なものはこちら。

Medela メデラ コンタクトニップルシールド Sサイズ

まだ未使用ですが、入院前に一つ購入したものです。
いざ乳頭トラブルを起こすと辛い話を先輩ママさんから訊いていたもので、たまひよ雑誌や育児本に紹介されている有名なものを選びました。
*アルコール消毒はしない。
アルコール消毒は乳頭を乾燥させてしまい、乳腺炎になり兼ねない厄介者です。ご注意を。

【全品ポイント+5倍】※要エントリークリーンコットン モナリー 40包

ノンアルコールなこの商品は、母乳育児を頑張るお母さんにも赤ちゃんにもお肌に優しい消毒シートです。
産後から利用してきて半年経過、離乳食後の赤ちゃんのお口周りや歯の汚れを拭き取るのに大活躍☆彡
⑥>
ネット上の様々なブログ記事によると
「乳腺炎に食事の影響はあまりない」との文字を見掛けることが多いのですが、私は実体験の元痛感していますので、、

”ない”ことは”ない”です!!!!!

それでは、どのような食生活が良しとされるのでしょうか?

【産後のおっぱいに悪影響をもたらす食材】
・マヨネーズ
・おもちや団子(和菓子全般)
・天ぷら、揚げ物
・アイスクリーム
・カップ麺
必ずしも食べてはいけないとは言いませんが全体的に過度な摂取は避け、油脂分を控えることが大切です。
ここで紹介した食材はあくまでも、「これだけは絶対に」注意してほしいものです。
あまり制限をかけすぎても逆にストレスを抱えますし、そうなると無意味なので適度に食生活を整えることが重要です。
【産後のおっぱいをサラサラにしちゃう食材】
ハーブティーやブレンドをわざわざ購入しているお母さん方もおられるようですが、
基本的には野菜や魚といったごく普通の一般家庭料理で十分予防できると思います。
・根菜類(ごぼう、れんこん、にんじん、大根など)
・海藻類(わかめ、昆布、ひじき、もずくなど)
・大豆類(お豆腐)
・青菜(ほうれん草、小松菜、春菊など)
・魚(白身魚)
全体的にバランス良く、水分が多いものを意識的に摂取すると良いでしょう。

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