2019年12月某日 家族そろって多摩動物公園へ
多摩動物公園はやっぱすばらしい
多摩動物公園へ家族そろって行った。
母と、俺と、妻と、息子
母と俺は何度も行った多摩動物公園
妻と息子ははじめての多摩動物公園
妻と息子に、この動物園のすばらしさを伝えたくて連れて行った。
息子にとっては、はじめての多摩都市モノレールでもある)
息子は、もうすぐ2歳になるが、まだ動物に興味を持っていない。
興味を持つ対象は、もっぱら構造物
機械装置など
とくにエレベーターが大好きだ。
エスカレーターも大好き。
モノレールにももちろん、興味を示した。
動物園に到着する前からハイテンション。
こりゃ動物園についたら疲れて寝るんじゃないか・・・?
と思っていたら、やっぱり案の定、寝ちまったw
多摩動物公園は坂道だらけ
多摩動物公園は山を切り開いて作ったので起伏が激しい。
坂道だらけだ。
だから、息子を歩かせるのは無理だと思い、ベビーカーを借りることにした。
多摩動物公園は、入園してすぐのところでベビーカーを借りられるのだ。
・・・しかしこれがまずかった。
息子はベビーカーが大嫌いだ。
乗せられるのもいやだし、乗っている姿を他の子どもに見られるのが嫌らしい。
他の子どもが歩いているのに自分が乗っていると、子ども扱いされているように感じるのか何なのかわからないが、とにかく降りたがる。
今回もおなじく。
泣きわめいた
非常に大泣きして、暴れた。
しかし、抱っこして回るのはきついので、とりあえずベビーカーに縛り付けた
ワンワン泣きながら運ばれる息子・・・
そのうち泣き止んだ。
寝ていた。
ぐったり寝ていた。
昆虫館に到着した。
この動物園のメインは、個人的にこの昆虫館だと思う。
妻と子供をつれてきたかったのも、ここが目的だ。
ちょうどお昼時
日差しも強く、蝶が乱舞していた。
めちゃめちゃ多くて、まるで手塚治虫の短編漫画の中の一コマみたいな、ちょっと綺麗すぎてグロテスクな、そんな風景だった。
妻が感動していた。
自分も感動した。
こんなに凄いのは初めてだから。
息子を起こそうとした。
やっぱ寝ていた。
かなしい。
とりあえず、外に出た。
ライオンや象を見せに行こうと思った。
童謡にでてくる昆虫や動物は、生でみせたかったから。
ライオンや象がいるところまでは、昆虫館から山一つこえないといけない。
えっちらおっちらベビーカーを運んだ。
途中で息子はおきた。
諦めてふてくされていた。
ライオンの厩舎は工事中だった。
俺もふてくされた。
象を見せに行こうと思った。
が、そのまえに食事をしようということになった。
旧ゴリラ舎の前のベンチで、買ってきたコンビニおにぎりを皆で食った。
遠足はやっぱおにぎりだろう。
息子も食べた。
おいしそうに食べている。
しかしそれはいいとして・・・カラスが狙っているのは本当に参る。
おいしそうに食べれば食べるほど、彼らは狙う。
木の陰に隠れながら、近づいてくる。。。
めっちゃガンとばしながら食べないといけない。
カラスにガンとばすとか、なんか凄く情けないけど・・・
多摩動物公園にきたのに、動物に全く興味を示さない息子
で、まぁお弁当も食べ終わって、さぁ動物を本格的に見にいこう!
・・・となったわけだが、息子がぜんぜん移動したがらない。
むしろ、旧ゴリラ舎のまわりをぐるぐる走り回ってキャッキャと楽しんでいる。
まぁ、どんな楽しみ方しようと、楽しんでくれるならいいのだけど。
父親としては、動物をちゃんとみてほしい・・・
周りの子供たちは、動物に興味津々だ。
しかし、うちの息子は全く興味を示さない。
息子は、まだ動物園には早かったのか。
それともずっとこの調子なんだろうか。
とりあえず、その後、無理やり抱えて象やチンパンジーなど見せてまわったが、全然だめだ。
歩くこと、走ること、階段の上り下りしか興味がないっぽい。
実は、自分も子供の頃、動物園の動物に興味を示さなかったらしい。
足元のありんこの巣にばかり興味を持って、まったく動物をみようとしなかったそうだ。
もしかしたら、遺伝なのかもしれない。
それでも多摩動物公園はすばらしい
動物に興味をほとんど示さない息子だが、多摩動物公園は甚く気に入ったようだ。
後日、多摩都市モノレールに乗る機会があったのだが、多摩動物公園駅にさしかかったとたん、降りようとしていた。
この日は別の場所に用事があったので
「今日は動物園にはいかないよ」
と言ったらグイグイ手を引いて降りようとして、不満そうに文句を言っていた。
息子としては、動物なんてどうでもよくて、公園自体が好きになったらしい。
しかしこの動物園はいかんせん広すぎる。
かなり歩いたが、全体の6割程度しか見て回れていない。
何なら年パス買って通おうか?
何度も来ていれば、息子もそのうち動物好きになるかもだしね?