【レビュー】RECBOX HVL-AAS4を買ってみた~Panasonic DMR-BRWシリーズとの連携は?
ネットワーク録画機RECBOX HVL-AAS4を買ってみた
アイオーデータが製造販売しているネットワーク録画機RECBOX HVL-AAS4を買ってみました。
目的は、PanasonicのDMR-BRW500とDMR-BRW1010に撮りためたデータのバックアップをとるため。
I-O DATA DTCP-IP対応ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX」 4TB HVL-AAS4
まずPanasonicのDMR-BRWシリーズですが、内蔵HDDに撮った動画をDVD-Rへバックアップをとることはもちろん可能です。
ただ、著作権保護のためだと思われるのですが、外付けUSBに録画したデータはバックアップをとることができません。
そこでいろいろ検索して調べてみたのが、このRECBOX HVL-AAS4です。
RECBOX HVL-AAS4はPanasonic DMR-BRWの外付けUSB-HDDのデータもバックアップ
このRECBOX HVL-AAS4ですが、アイ・オー・データの説明によればHDD録画機(DMR-BRWなど)の外付けUSB-HDDのデータすらもバックアップ可能とのこと。
自分としてはその点のみに注目して、今回買いました。
USB-HDDがカリカリと音を出すようになっていて、もうすぐ壊れそうに感じたためです。
で、結論から書きます。
HVL-AAS4を使えば、PanasonicのDMR-BRWのデータをバックアップできました。
DMR-BRW500、DMR-BRW1010ともに、バックアップできました。
ただひとつ、うまく行かないポイントがあります。
それは、有線LANでつないだDMR-BRW500の方。
なぜか、ファイルを一定数移したら、エラー表示が繰り返されます。
その場合、DMR-BRW500の電源をいったん落とし、再度リスタートさせればエラーを吐き出さなくなります。
なんだこれは・・・って感じですが、そんなトラブルが頻発します。
無線LANで繋げているDMR-BRW1010の方は全く大丈夫なので、これはLANコントローラの問題か、DMR-BRW500側の問題か何かでしょうか。
とりあえず、なにかエラーが起きているわけですが、エラー情報がまったく表示されないため、自力で解決できません。
RECBOXはトラブル時のエラー表示が不親切
RECBOXですが、個人的にはいろいろとイライラします。
何が一番イライラするかというと、エラー表示がされるだけで、何が起きているのかを伝える情報が一切隠されているところ。
自力で解決したくても解決しにくいように設計されています。
このあたり、他の会社の製品だったらエラーの内容表示がされるはずです。
このあたりの不親切さが本当にイラつきます。
とりあえず、USB-HDDの内容をバックアップできるようになったことはポジティブ。
他に選択肢がないのでしかたなく使っています。
将来的に、同じような製品でもっと使いやすいものが出てきたら、そちらは流行ると思います。
でも正直、このRECBOXは流行る気がしない・・・
いや、便利なんですけど、ちょっと完成度が低すぎます。
いろいろと自力で解決することができる人向けなんでしょうが、吐きだされたデータをUIでなく生データとして書きだせるくらいのスキルを持った人だけが使いこなせるように思います。
現状、その程度の商品だと思います。
I-O DATA DTCP-IP対応ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX」 4TB HVL-AAS4